ナッツアバウト

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【香港】パスポート残存有効期間切れ!成田空港で搭乗拒否になった人の悲劇

初めまして。たかなつめです。

先日、人生の中でも5位以内に入るのではと思えるような失敗をしました。

パスポートの残存有効期間切れが直前で発覚し、香港に行けなかったという悲劇の備忘録です。

 

 

目次

事件は出発の2日前に起きた

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今回の旅行は二人旅行で、香港に行く予定でした。年末年始しか予定が合わず、旅行会社を経由すると料金が跳ね上がってしまうため、個人手配というものにトライしました。(このことについてはまた後日記したいと思います。)

 

10月の中旬には飛行機を抑え、11月初旬にはホテルを手配し、12月中には時間を見つけてお店をリストアップしてしおりなんかも作ったりなんかしちゃっておりました。

そんなさなか出発の2日前に事件は起きました。

 

パスポートの期限切れが発覚

あれ、なんかパスポートの期限短くね…?

 

お連れのパスポートを見るとパスポートの期限は2019年1月19日まで。

香港旅行は2018年12月28日から2019年1月1日までの予定でしたので、帰ってくるまでの日数は十分にあります。

 

ん…嫌な予感がするぞ…

 

調べると、「パスポート残存有効期間」というものがあることが分かってきました。

残存有効期間とは、日本国発行の一般旅券(パスポート)の場合、氏名・顔写真・生年月日等のページに記載されている、有効期間満了日(Date of Expiry)までの日数のことです。
残存有効期間は、一般的にご旅行出発時6ヶ月以上残っていることが望ましいとされています。
ただし、訪問国や滞在期間、入国目的等により、パスポートの必要な残存有効期間は異なります。*1

そして

パスポートの残存有効期間が足りない場合は、航空機への搭乗ができません。(これによる旅行取り消し費用はお客様のご負担となります)。あらかじめ新規パスポートへの切り替え発給申請、または査証の取得申請を行う必要があります。*2

 

帰国までのパスポートがあるだけではダメなの!?

 

そして香港の場合、入国時30日+滞在日数以上が必要でした。圧倒的に足りない…。

 

事件発覚後にダメもとでやってみたこと

 1.区役所でわかったこと

気が付いたのは12月26日の深夜。とにかく、あと2日しかない状況ではパスポートの更新もできないだろうということはさすがになんとなくわかっていたのですが、ダメもとで翌日まずは区役所に連絡しました。

お連れは静岡在住だったので、静岡の区役所に連絡をしました。

 

  • パスポートの発行には少なくとも8日かかる
  • 年末なので祝日を抜いた翌8営業日後になる
  • 旅行会社か大使館に相談してもらうしかない
  • 力になれなくてごめんなさい
 
 2.大使館で分かったこと

次に香港大使館は国内になかったので中国の大使館のほうに連絡をしました。

東京の大使館はなかなかつながらず、大阪の大使館でつながりました。

 

  • 大使館では決められない
  • 香港側の入国審査官の判断次第
  • 人によっては足りなくても入国できるケースもある
  • 役所に問い合わせてみてほしい
 
 3.バニラエアで分かったこと
出入国ともバニラエアで航空券を取得していたので、バニラエアのほうにも連絡をしました
 
  • 私たちが使ったシンプルプラン」ではキャンセル料の返金がいかなる理由でもできない
  • パスポートの入力をして残存有効期間が足りなくても、航空券は買えてしまう
  • 空港で話してもらうしかない
 
 4.成田空港で分かったこと
最後に成田空港に電話をかけました。
 
  • 行けちゃった人もいる
  • おすすめはできないけど、成田空港に行って1か8か直接掛け合う
 
あれ、案外どこにも決定権がない、そして、直接行くまでわからないということからダメもとで成田空港に向かうことにしました。
 

当日、成田空港

ちなみにこの時点でキャンセルができなかったものが、
 
・往復航空券×2 
・ディズニーランドホテル1泊 
Wi-Fi 5日分 
・当日分の保険料×1(というか年末で連絡取れず結局全額) 
(4日分の油麻地のホテルは前日にキャンセルできました。)
 
航空券のキャンセルができないことはわかっていたので、チェックインがちょうど開始する時間にカウンターへ。しらを切って出国できるも入国できないというケースが逆に怖かったので、正直に残存有効期間が少ないこと、空港に行って掛け合うまでわからないと成田空港に言われたことなどを話しました。すると成田空港のバニラエアカウンターの意見はこうでした
 
  • 残存有効期間1か月は香港側が決めているルールなので、こちらで判断して送り出すことはできない。
  • 他国で、当日にビザを獲得して翌日から旅行に出たケースもあったが、香港のケースは初めてなので当日にビザを取得できるかがわからない。
  • 今決められるのは、出国できる一人が搭乗するかどうか
  • 帰りの飛行機の便はキャンセルはできないが、変更はできるので旅行を伸ばせるのであれば、大使館に行ってみるという手はある
 

事後、成田空港

私たちは疲れ切っていました。

 

「トラブるほど、思い出深いトラベルになる」というポスターを小突きました。そして1日も使っていないWi-Fiを返却しました。しかし、そもそも2日前の時点で能性がないことを80%確信し、国内旅行のもしもプランを考えていたので、大使館などに行くことは諦め、その場で大阪京都観光にシフトチェンジしました。(それはそれで楽しかったのでいつかその話も)

 

結論

  • パスポートは有効期限が1年切ったら更新する
  • 海外旅行の際にはその国に必要なパスポートの残存有効期間を確認する
  • 有効期限が1か月もないのは話にならない
  • ちなみに台湾は帰国時まで有効なパスポートでよい
  • ちなみに国内はパスポートがいらない
  • こんな時即時切り替えてアフタープランを考えてみると、それなりに楽しい旅行ができる
  • 航空券は少し高くてもキャンセルできるプランのほうが安心(ちなみに直前にお連れが胃腸炎にかかっていました。健康面などの万一の場合に備えて)

 

初歩の初歩ミスですが、もう同じミスを繰り返すことはない(だろう)と思うと、非常に高い授業料で一つ学んだなという感じです。。

あぁ飲茶…